中間テスト・期末テストって…?
■ 定期テストの点数、実は“高校入試”とつながっています
「定期テストって、あくまで学校の評価ですよね?」
「受験のときは入試本番の点数で決まるんじゃないんですか?」
保護者の方から、こんな質問をいただくことがあります。
結論から言うと、定期テストは高校入試の合否を左右する“入り口”です。
■ 中学生の「内申点」は、こうして決まる
大阪府の多くの公立高校では、「当日の試験点」と「内申点(通知表)」を組み合わせた総合点で合否を判定します。
内申点のもとになる通知表の評価は、次の3つで構成されています。
✅ 学習態度(提出物・授業参加)
✅ 技能(ノート・パフォーマンス)
✅ 定期テストの点数 ←ここが大きい!
つまり、定期テストの点数が下がる=通知表の評価も下がる=内申点が下がる
という構造になっているのです。
■ たとえば、大阪府の例で見ると…
公立高校の多くでは、以下のような配点ルールが採用されています。
評価項目 配点例
当日試験(5教科) 5教科×90点=450点満点
内申点(調査書) 1年生:9教科×5点×2倍=90点
2年生:9教科×5点×2倍=90点
3年生:9教科×5点×6倍=270点
合計 :90点+90点+270点=450点満点
➣当日試験450点+内申点450点=900点満点
※高校によっては、内申点のウエイトが高いところもあります。
つまり、中3の通知表だけでなく、中1・中2の評価も合否に影響します。
■ 「あと1点」に泣くのは、受験当日ではなく“今”かもしれない
高校入試の倍率が1.1〜1.5倍の世界では、
「あと1点」で落ちることが本当にあります。
そして、その1点は…中2の2学期の定期テストかもしれないのです。
■ 住吉塾では、「定期テスト=入試の一部」として戦略的に取り組みます
教科ごとの出題傾向を分析し、狙われやすい単元を重点対策
直前演習だけでなく、“勉強のやり方そのもの”を指導
1点でも多く取るための「解き直し+弱点補強」の指導を徹底
入試に強い子は、定期テストの時点で“戦い方”を知っています。
今ここでその力をつけていくことが、1年後・2年後の結果を変えていきます。
■ まとめ:定期テストは「その場限り」ではなく「入試の第一歩」
通知表の点は、気づかないうちに高校受験の評価に反映されています。
そしてその通知表の大きなカギを握るのが、定期テストの点数です。
つまり、「高校入試の点を今作っている」のです。
「まだ中1だし」「もう少し先の話でしょ」と思っているうちに、
その“先”はすぐにやってきます。
住吉塾では、今この瞬間の努力を“未来につながる努力”に変えていくサポートをしています。
ぜひ、お子さまの“今”を一緒に見つめてみませんか?
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