”読解力”を上げる
AIに置き換えられない人間の力は”読解力”だと言われています。
言葉の意味を理解すること
と
言葉の意図を理解すること
に大きな違いがあるからでしょう。
Aくん:「しんどそうやけど大丈夫?」
Bさん:「うん…大丈夫…」
AIは「Bさんは元気」、人は「Bさんは無理をしている」
そう理解するのではないでしょうか。
読解力を養うには、たくさんの”意図”に触れることが必要です。
特に小学生の時に少し難しい論説文を読むことは効果的です。
※論説文=作者の主張が書かれている文章
小学6年生のテキストにこんな論説文がありました。
Q、「なぜ動物園が必要なのか?」
子どもたちの答えは、
「動物がかわいくて見てて楽しいから」とか
「いろんな動物のことがわかって勉強になるから」とか
「動物を守る役割をしているから」という答えが返ってきます。
作者の主張は、
「人間が動物を見て、”自分は人間なんだ”と理解し安心するため」
です。
知らない人が書いた、
知らない意図の、
知らない文章にたくさん触れること。
”読解力”は、これによって向上します。
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