”中二の冬 スタート”
数年前、中学2年生の12月に入塾した女子生徒がいました。
定期テストの平均点は60点をいったりきたり。
”今”習っているところはわかるが、
”前”習ったところ(=基礎)がわからない状態でした。
例えば、学校で英語の「間接疑問文」を習っているとします。
例)あなたは彼が何を好きか知っていますか?
正)Do you know what he likes?
誤)Are you know what he like?
この問題を解くには、以下が必要です。
① "know"と"like"が一般動詞であること
② 一般動詞の疑問文なので"Do","Does","Did"を使うこと
③ 「彼が好き」なので"like"に三単現の"s"を付けること
④ 間接疑問文なので疑問詞(what)のあとは肯定文の語順にすること
①②③は1年生で習う範囲です。
彼女の場合は、
④(”今習っている”)は理解しているが、①②③がわかっていませんでした。
英語は、”今の単元”をわかっているだけでは〇にならない残酷な教科です。
英語嫌いの最も大きな原因のひとつと言えるでしょう。
彼女は、1年生の基礎を繰り返しました。
もちろん即効性はないので、嫌だったと思います。
効果が出始めたのは3年生になってから。
基礎を固めたことで、平均点は30点伸び、
1年後、彼女は第一志望の住吉高校に合格しました。
住吉塾では、個別に基礎から徹底してやりなおします。
無料体験お待ちしております。
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