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「まる覚え」ではできない「算数」という教科

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算数が他の教科と大きくちがうのは?



こんばんは。
先ほど読書をしていると、算数がなぜ他の教科にくらべてつまづきやすいのかをわかりやすく書いてあったものがありました。
今日は僕たち教える側も気づくポイントとして、その本からの引用を見ながら考えてみたいと思います。

まずは以下の引用をごらんください。

ところが、足し算を覚えるということは、6+7の問いと、その答を13だと記憶することではない。初めのうちは、この記憶方法で処理ができても、数は無限にあるから、とても全部を覚えることはできなくなる。
ここが、算数がほかのすべての科目と大きく違っている点である。(中略)
気づかない子は、これまでどおりのやり方で、とにかく覚えようとする。幼児の頃から、覚えると褒められたからだ。

引用元:科学的とはどういう意味か(幻冬舎新書)
著者:森博嗣

さて、いかがでしょう?
たしかに、最初のころは足し算を覚えていたかもしれません。そして「計算する」という概念がちゃんと子どもに伝わらないと、
「全部覚えればいいじゃん」という結論を出してそうする子どもがでてきます。

しかし2ケタ+2ケタ、またそれ以上になってくるととても覚えるきることはできないでしょう。それが子どもにとって大きな障害となってしまい、「自分は算数ができない」ということになってしまいかねません。
わたしたち算数を教える立場の人間は、「もしかしたらこの子は全部覚えようとしているかもしれない」と気づき、「計算する」とはどうやるものなのかを仕組みとして教えなおすことで、これを回避できるかもしれません。

いろいろな子を教えていると、「あれ、なんでこんなやり方をしようとするんだろう?」と思う瞬間があります。そのほとんどはまちがった理解のまま苦しい方法を覚えてしまっているケースがほとんどです。

「算数」はできるようになるともっともおもしろい教科のひとつです。
ぜひ一人でも多くの子が、この楽しさを知ってくれたらいいなと思います。

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